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スライサーソフトCuraのコンパティビリティモードについて

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 3Dプリンターのスライサーソフト「Cura」の画面表示「コンパティビリティモード(CompatibilityMode)」について調べてみました。

 

 「Cura」の使い方はだいたいネットで検索かけて調ながら使うことが多く、そこで見かける説明画像や動画で気付いたのですが、何故か私の環境では強制的に「コンパティビリティモード」の画面表示になっているようです。

 

 メイン画面の表示オプションで「ソリッドビュー(SolidView)」や「レイヤービューLayerView」などを切り替えると、イメージ表示が変えられると思います。

 

 特に「レイヤービュー」なんかでは「カラースキーム」と合わせて造形速度や完成までのプロセスが、色やアニメーションでわかり易く表現できるようになっていて、普通はこの画面表示になっているかと思います。

 

 しかし、なぜか私の環境では強制的に「コンパティビリティモード」となっており、その表現ができない状況となってます。

 

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よく見るレイヤービューの場合

(この画像は解決後に撮ったものです)
 ▼造形速度の可視化▼

 色合いでヘッドスピードが表現されてます。ここでは10~120mm/sの移動速度でコンター図になってます。

 

 ▼ヘッドの動きを可視化▼

 静止画だとわかりませんが・・・・、こんな感じでヘッドの動きがアニメーションで可視化さます。

 

コンパティビリティモードの場合

▼私の環境です(解決前)▼

 私の環境ではこのような感じで、強制的にコンパティビリティモードとなっており、カラースキームの選択項目も無く、レイヤーが表示できるだけで、すこしさみしい感じです・・・。

 

原因

 でどうしても気になったのでいろいろ試して調べてみました。

 

 まずはCuraのバージョンを新旧試してみましたが解決せず・・。

 

 Curaの「プリファレンス」⇒「Curaを構成する」で「一般タブ」のなか、ビューポイント機能に「レイヤービューコンパティビリティモードを強制する」とオプションがあったので、これかと思ったのですがもともとチェックが入ってなかったです。オンオフしましたが解決せず・・・。

 

 あきらめかけていたら海外サイトでヒントになりそうな内容がありました。

 

 「コンパティビリティモード」⇒直訳すると「互換」「適合」「両立」とかいった感じです。なにか互換的なモードになっているようです。

 

 もう少し調べてみるとグラフィック機能(GPU)の内容に起因している模様。openGLが「4.1」以上に対応していないとレイヤービューのフル機能が表現されないようです・・・。「4.1」以下だとコンパティビリティモードになるようです・・。

 

 端末調べたら、openGLは「4.0」・・・おしい・・。

 これでは何しても解決しないですね・・。

 

 確か今は使っていないノートPCで少しだけましな端末があったので調べてみたらopenGL「4.3」対応。さっそくそのパソコンにインストールして試してみてたら、あっさりレイヤービューでカラースキーム表示ができました。

 

 今であれば、openGL4.1以下の方が珍しいかも・・。私の使っている端末が古すぎただけですね。

 

 しかもちゃんと見たら、Curaの動作環境にも、openGL4.1以上と記載がありました・・・。なんにせよ解決してすっきりです。

 

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コメント

  1. zouji より:

    なんで、うちのは色がでないんじゃ~
    というのが、これで解決しました・・・・。うちのはHD3000。古すぎるということです。

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