Webカメラのアームを3Dプリンターで作成してみました。
▼今まではこんな感じ▼
段ボールの上にWebカメラを置いるだけで、少し寂しい感じでタイムラプス撮影したり、遠隔で閲覧したりしてます。せっかく3Dプリンターがあるので簡単なカメラマウント(アーム)を作ってみました。
3Dモデル
Webカメラを支えるマウントの3Dモデルです。
3DCADはFusion360を使用してます。3Dプリンターのアルミフレーム(構造材)に直接引掛けるイメージでアームを伸ばしてます。カメラは引掛けるだけ。
節部分はボルトとめねじで締め付ける構造です。おねじ、めねじも3Dプリントで成形します。
保有している3Dプリンターはベッドがy軸稼働するタイプです。ですのでほんとはアームをベッドに固定した方が被写体(造形物)が動かなくていいのですが、、、。今回はフレームに固定する方法を取りました。
3Dプリンターで出力
▼出力した部品▼
おねじ、めねじのある部品は積層ピッチ:0.1mm、それ以外は積層ピッチ:0.15mmで造形してます。
ねじ嵌合は0.1mm~0.25mmのクリアランス設計で、現物はきつくもゆるくも無く良い感じで出来上がりました。(ねじ断面はオリジナルで設計してます)
▼カメラマウント状態(組立て後)▼
完成です。
段ボールの上に置いてるだけよりはだいぶましだと思います。3Dモデルを作るだけで、割と手軽に物が作れてしまうという3Dプリンターはほんとに便利だと思います。
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