Fusion360の電子デザイン(回路設計)でオートルータを使う方法をまとめておきます。
概要
オートルータとは部品の配線を自動で行ってくれる機能です。個人的には趣味で作成するような回路基板あればこれで十分かと思ってます。ただ、回路CAD自体が年に1回程触るか触らないか程度と使用頻度が少なく使うたびに使用方法を忘れてしまうため備忘録として自動配線の機能をまとめておきます。ちなみにFUSION360の電子デザイン機能を使うのは約10ヵ月ぶりでいろいろ忘れてます。。
事前準備
オートルータ(自動配線)を行う前に回路図とPCB基板(部品配置まで)を準備します。
回路図、PCB基板を準備
回路図を作成します。ここでネットリストを作成しておくと自動配線の時に、リスト毎に配線幅などが反映されるそうなんですがネットリストの使い方がわからない。。ネットリストは作成できるのですが、個別ルールの設定方法がわからない。またわかったら追記しておきます。
PCB基板で部品を配置します。個別に配線幅を太くしたい場所などはその線だけ先に配線しておきます。
配線幅の設定
ほんとはネットリストで配線幅を個別設定したいのですが、やり方がわからないので一括できめてしまいます。
▼「ルール」⇒「デザインルール」▼
銅箔幅を設定しておきます。これで事前準備完了。
オートルーター(自動配線)
準備がしたら後は簡単です。PCB基板で「デザイン」-「クイックルート」-「オートルータ」選択します。いろいろ設定できるようですが特に無ければデフォルトのまま「続行」-「開始」とクリックすると自動配線が始まります。
小さい基板であれば数秒で完了。5パターン程、配線候補があるので選択して「ジョブを終了」で完了です。
非常に便利で有難い機能です。
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