Arduino(Genuino) UNOと101を簡単に比較してみました。
主要スペック比較です▼
動作周波数とメモリが大幅にUPしてます。大きなスケッチにも耐えられそうです。その他、101では6軸センサー搭載、Bluetooth LE通信に対応、RTC搭載。あとよくわからないのですがバッテリ充電回路も搭載しているようです。
個人的には101で追加された6軸センサー(加速度、角速度)とBluetooth LEが非常にうれしいです。
外観で気になるところ▼
左側が101、右側がUNOです。
最近のUNOはピンソケットの側面にピンの印字があったのですが、101では無くなってます。側面に印字があるのは結構便利だったので少し残念です。そのうち復活してくれるとうれしいのですが・・。
裏側の静電の防止用パッド?▼
昔、UNO購入したときに付いてた静電防止用のパッドみたいなものが101には付いてませんでした。とりあえずUNOから外して101に貼ってます。購入先のサービスだったのかな?覚えてません。
Lチカで処理速度ベンチもしてみました。
使用したスケッチはこちら▼基本のLチカです。
void setup() { pinMode(13, OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(13, HIGH); digitalWrite(13, LOW); }
UNO及び101の結果
ロジアナでOn/Off 時間を計測してます。101はOn/Off 時間に差があります。ループ処理の時間が大きいのでしょうか?
計測結果です▼
101は動作周波数通り、約2倍の処理速度になってます。
ついでにPWM周波数も測定してみました▼
UNO:490.2Hz(デフォルト) 101:490.2Hz
デフォルトのPWM周波数は全く同じでした。ただUNOの方は、レジスタ操作すればPWM周波数は31000Hz~30Hz程度まで操作できるためそのまま比較はできませんが・・。情報少なくて101はいじり方わかりません・・。
いろいろ遊べそうですのでこれからゆっくり触っていきたいと思います。
▼実際に試してみました。レポート記事はこちらから▼
・Arduino101(Genuino101)の内蔵BluetoothLEを使ってみる(LED点滅)
・カルマンフィルターと相補フィルターをProcessingでビジュアル比較
・Genuino101の加速度センサーを試してみる
・Genuino101のジャイロスコープを試してみる
・Genuino101の内蔵6軸センサーをMadgwickライブラリから試してみました
・Genuino101、6軸センサーからの角度算出をProcessingで可視化してみる
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