随分古い端末ですがSony XPERIA IS11SのAndroidOSバージョンを2.3.4から4.0.4へバージョンアップしてみました。
ずっと使っていた端末だったのですが、さずがに今ではほとんどのアプリがバージョン未対応、また最近ではサイトも見ることができないページが多く、使用していてもだいぶつらい状況でした。
最新とまではいきませんが、Androidバージョンを4.0.4まで引き上げて少しは使い易くしてみたいと思います。国内では公式バージョンアップが2.3.4で止まっているため、手動でのバージョンアップが必要となります。
作業に必要なものは
・Android SDK
・FlashTool
・IS11S_4.0.1.B.0.118.tft
・LT18i_4.1.B.0.587.tft
・7zip
くらいです。PCにjavaが入っていない場合は事前にインストール必要です。
AndroidSDK及びFlashToolのインストール
まずはAndroidSDKで必要なドライバをPCにインストールします。分からなければデフォルトのままインストールしても問題無いかと思います。
次にFlashToolのインストールです。最初 Windows10 でチャレンジしていたのですが何をやってもドライバがインストールできなかったです。ずいぶん時間を掛けた挙句、結局Windows7機にインストールしました。またFlashToolのバージョンも「0.9.18.6」へ下げました。
ROMの準備
Android4.0.4のOSを準備します。まず7zipでIS11Sの.tftファイルから「amss_fs.sin」と「loader.sin」の2ファイルをコピーします。次にLT18iの.tftファイルへコピーした2つのファイルを格納します。それからもともと入っている「amss_fs_ayame.sin」というファイルを削除します。
これでROMの準備は完了です。あとは準備した LT18i の ROM をFlashToolで端末に書き込みます。
書き込み完了後に端末の電源を入れるとXPERIAのロゴで起動します▼
起動後にAndroidバージョン確認してみましたが無事4.0.4になってました▼
国内での公式バージョンアップはスペックの関係で見送ったという話もありますが、やはりデフォルト状態でほとんど容量がありません。動きはそれほど悪くないのですがほとんどアプリが入らない状況です。
また時間があるときにでも元に戻すかもしれません。
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