テクスチャ入りのPEI/PETプラットフォーム(ビルドプレート)を使ってみました。
概要
今使用している3Dプリンターのプラットフォームは純正のガラスベッドに3M製の保護フィルムみたいな物貼った状態でずっと使用してきました。傷だらけで最近は造形中の浮きも気になってきてます。保護フィルムだけでも交換しようとしたら、同じ物がもう入手できなさそう。ということで最近のプラットフォームを入手して使ってみました。
入手したプラットフォーム
販売ページの引用写真です。
品揃えと金額からアリエクで購入しました。表面に加工(テクスチャ)が施してあり、印刷物の底面に模様が転写されるようです。カーボン調とシボ面がセットになった物を購入してみました。シボ面の物はなんとなく想像つくのですがカーボン調の物はどういった仕組みでなんでしょうか。
取付け
さっそく届いたプラットフォームをプリンターに取付けてみました。
もともとのガラスは外して付属していた磁気シートを貼り付け、その上にカーボン調のシートを乗せてます。プリンターは300cm角なのですが間違えて230cm角の物を購入してしまいました。今まで200cmオーバーの物は印刷したことないので実用は問題無いとは思いますがちょっと残念な感じです。
こちらはシボ面の物です。てっきりカーボン調とシボ面の2枚のシートがはいってると思ったのですが、シートの裏表でカーボン/シボとなってました。確かに販売ページよく見るとfront/backと表現があり、分り難いですが裏表になってるような図式もありました。
さっそくそれぞれ印刷してみます。
印刷テスト
カーボン調
いま工作している部品でテスト印刷。気のせいかもしれませんが定着が良くなった気がしないでもないです。
印刷後です。思いのほかきれいにカーボン模様が転写されてます。浮きなどの発生もなくベッドへの定着品質は良くなった気もします。
シボ加工
シートをひっくり返してシボ面側もテスト印刷してみます。こちらも心なしか定着が良くなったような気がしないでもないです。
シボ面もきれいに転写されてます。ここまできれいに転写できるとは思ってなかったのでびっくり。転写面側だけ見ると3Dプリンター品とは思えません。
テクスチャ入りのプラットフォームいいですね。本体ももう長いこと(6年ほど)使用しているのでそろそろ新しい物に変えたいところです。
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